小川町観音山グラウンド、自然公園周辺を走りました。

宇城市小川町の様子
たった標高60mの山頂ですが、眺めのいいこの場所にたどり着くまでには勾配がキツ過ぎて歩いてしまいました。
宇土半島や不知火海が見えますね。
頂上からは登山道を下りました。

トレランに興味はあるのですが、レースに出場するまでの踏ん切りはついていません。
麓におりて集落を走りました。

小川阿蘇神社
宇城市小川町小川11
ランの途中で神社を見かけるとついつい祈願に立ち寄ってしまいます。

境内には、樹齢約1300年、樹高約32m、樹囲約13mの大クスノキが自生していました。
この樟は、加藤清正が熊本城を築城した際に建材として用いようとしましたが、龍が出てきて伐採されなかったという言い伝えがあります。

小川阿蘇神社は創建1040年。もちろん現在の社殿は再建されたものでしょうが、とても重厚な風格がただよっていました。阿吽の獅子狛犬が守護しています。
祈願後に再び走ると、おや?

またまた水源を発見!
出水地蔵水源(でみずじぞうすいげん)
宇城市小川町西北小川335

こちらも1858年から湧き出た由緒ある水源だそう。
江戸末期、腰痛に悩む家主がお告げにより土地を掘り起こしたところお地蔵さまが発掘され、清水が湧き出し、病いも治ったという。
現在、地域名産の白玉粉は当初はこの清水を使って作られたとのこと。

蛇口をひねるとポンプから清水が潤沢に汲み上げられました。
美味しい水を口にして
さーて、もう少しだけ頑張るかー
あっ、お地蔵さまに参りそびれたー!
また後日参ることにします。
と気合いを入れ直そうとしたとたん、とある一軒家、しかし、どこか雰囲気が異なる家屋を発見!

のれんに「もなかの店」の文字!
もなかの店 さくら亭
宇城市小川町西北小川509-1
0964-43-6656
走って、のどが乾いて、けして、もなかの口ではありませんでしたが、気になり立ち寄ってしまいました。
庭先に回ってみると、こちらの玄関からもなかを販売されているようです。

ピンポーン!
「ごめんくださーい!」
普通のお宅の下駄箱の上に贈答用の化粧箱が積まれていました。品のよいおかみさんが出てこられ、会話をはさむ間もなく、もなか二つを購入して手にぶら下げて、また走りました。
ランニングの最中にもなかを食べたらどうなるだろうとチャレンジしてみたい衝動にかられましたが、無難に帰宅後にいただきました。

丁寧な個包装

当日ものですから皮がパリッとしています。

ずしりと存在感を出したあんの表面は艶々で粘りがあり、ぽってりと程よい甘さ!
美味しいです!
しかしながら、皮におさまらないあんとその艶に心当たりがあり、調べてみたところ、こちらのお店は、やはり、あの、水俣の美貴もなかさんがルーツとなっていることが分かりました。

この日の走行距離5.6km
ほとんど寄り道(^^)
しかし、楽しみながら走ることができました!

マラソン・ジョギングランキング
コメント